この暮らし「間取りの法則」は、暮らし学長の母(片山友見)が、30年前に住まいづくりをする中で、住まいを新築やリフォームした後で、幸せになる人と不幸になる人がいる。その理由は、何だろう?と住宅の設計をしながら、僕や妹の子育てしながら研究をし続けてできた構築したコンテンツです。家づくりだけでなく、小学校から大学までの授業になった、そんな歴史の長い「家づくりに大切な考え方」をできるだけ分かりやすくお伝えします。
暮らし株式会社 代表取締役社長 片山大輔(暮らし学長)
これから住まいづくりをする人に目指して欲しいに内容についてお話しています。
必ず全て目を通してから後悔しない住まいづくりにするための暮らし「間取りの法則」をご覧ください。
失敗から学ぶ「家づくりに大切な考え方」
まずは、この漫画をもう一度読んでみて下さい。
あー 思い出すだけでも・・・涙が
ピグちゃん
ヒグちゃんのお話が、↓漫画になりました。
ずっと夢見ていたリフォームだったのに・・・
何が原因?何が悪かったのでしょう?
了解です。これから
ヒグちゃんの質問に「間取りの法則」コーナーで一つづつ、丁寧に解説をしていくね。
まず、最初は暮らし「間取り」の意味と、「間(あいだ)」の意味の概念だけ、知っておいてね。
暮らし「間取りの法則」とは?
住みやすさや機能性だけでなく、生活習慣、家族関係、人格、人生までも左右する間取り設計の基本的なルールや指針です。 (祖母の代から始まり半世紀。母(片山友見)が構築、形にした研究・検証を重ねてできたノウハウです。)
「間取り」の意味
「私が考える『間取り』とは、単に図面や平面図として捉えるのではなく、『間の取り方』を指します。これは物理的な空間の使い方だけでなく、生活全般に影響を与えるものです。」
「間(あいだ)」の概念
「日本語での『間(あいだ)』は、空間や時間の間隔を示す言葉です。具体的には以下の3つの意味があります:」
空間の「間」: 物理的な距離や空白、例えば部屋と部屋の間や家具と家具の距離です。
時間の「間」: そこでの活動の間隔、たとえば家事や仕事の合間、また休息の時間です。
関係の「間」: 人と人、物事との関係やつながり、たとえば家族や友人との距離感です。
「これらの『間』は、物理的な距離だけでなく、時間的な間隔や関係性にも影響を与えます。」
暮らし「間取りの法則」で大切にしてる3箇条
1)住みやすさ、効率性、快適性を最大限に引き出す
2)自然と家族が仲良くなる
3)住む人全ての将来の夢が叶う
間取りは、後から変えにくいので、しっかりと計画することが重要です。
暮らし「間取りの法則」で、あなたも理想の暮らしを実現しましょう!
ではでは、暮らし「間取りの7つの法則」です。
暮らし「間取りの法則」7つのチェックポイント!
1.あらゆる動線・視線をチェック
動線チェック
生活動線・家事動線・将来計画動線・副業動線・育児動線・無駄な動きを減らすように配置することが重要! 「ながら作業」のできる住まいにすることは、家事時間を短くすることに繋がります。
コミュニケーション動線(家族や一緒に暮らす人が、が自然と仲良くなる動線) 動線と、視線をチェックすること。
視線チェック
視線を考えることで、開放感のある、視界が広がる空間に、つまりお部屋を広く見せることができます。
部屋の対角線の距離は長いほどよく、視線で子供の安定や、家族のふれあいを促すことができます。
考えたつもりだったけど・・・
そういえば住んでから、家事の時間が2倍になったわ。
「ながら作業」の視点は、全く考えなかったから
そうだね。ピグちゃんは、キッチンからの動線がよくなかったね。
あとは、視線!娘さんが見えなくなったよね。死角が多いね。
ここでは、理解するだけでOK。これから、一見でわかる! 暮らし「間取りの法則」細かく説明していくね。
2.ゾーニングは、動詞を使ってチェック!
パブリックゾーン(リビング、ダイニング、キッチン、バスルーム)とプライベートゾーン(寝室や個室)を分けることで、プライバシーと生活の利便性を向上させます。さらに、行動ゾーニングで新たにチェックする。
行動ゾーニングって?
例えば、寝る、食べる、遊ぶ、作る、磨く、洗う、行動を動詞で考えると、わかりやすいかな? ※動詞とは、物事の動作・作用・存在などをあらわす語です。 自立語で活 用がある用言で、言い切りの形が「う」段で終わる言葉だよ。自分がしたい行動をまずは、書き出してみて!
3.採光と通風のチェック
自然光を取り入れるための窓の配置や、風通しを良くするための通風経路を設計することが重要です。
ここは、私はできたわ!
大きな窓も取り付けました!
そうだね・・・
確かに大きな窓だったね。でもね、ヒグちゃんのリビングの家の窓はFixばかりで風が通らない。確かに見た目はかっこいいんだけど。家の大きさ、そして窓の種類、バランスも大切だね。
4.収納の配置チェック
収納スペースを適切に配置し、物をスムーズに出し入れできるようにします。収納が充実していると、部屋全体がすっきりと片付いた印象になります。ただ、収納を、大きくしたら良いのではありません。自分の持ちもの×夢実現 将来の行動もチェックする必要があります。
ですよねー。プランしてる時は、最高の収納だと思ったんだけど・・・
いざ使おうとすると使いにくいの。
暮らし「間取りの法則」のチェックポイントを、一から順番に考えてから収納を考えると失敗しないよ。特に、ゾーニングに影響されるからね。
部屋の広さとバランス チェック!
各部屋の広さや形状がバランスよく配置されるように設計します。狭すぎる部屋や無駄に広い空間を避け、全体の調和を図ります。
広すぎても、狭すぎてもダメですよね。家族密度が重要です。
家事のしやすさ チェック!
キッチン、ランドリー、バスルーム、などの家事を行うエリアや洗面トイレという水回りを効率的に配置し、家事動線がスムーズになるようにします。祖母の家は、楽スルーという商標登録までとった、水回り超集中動線です。
間取りの法則で、祖母の家の間取りもお見せします。
将来の変化に対応
家族構成の変化やライフスタイルの変化に対応できるように、間取りを柔軟に設計します。
これらの暮らし「間取りの法則」を踏まえて間取りを考えることで、居住者が快適に暮らせる住空間を作ることができます。