自宅の完成見学会&オープニングパーティの思い出

2000年(平成12年)5月19日、我が家で開催した完成見学会とオープニングパーティには、なんと133人もの方々が集まりました。この特別な日を振り返りながら、皆さんにシェアしたいと思います。

母が、長年にわたり、脳血栓、半身不随、肺ガン、リューマチ、アトピーなど、様々な病を抱えた家族と共に暮らしてきました。その中で、「本当に、こんな住まいでいいのか?」と住宅のあり方について深く考え続けてきました。
そして、もっとお母さんの視点で住宅を考えたいという思いから1986年にミセスリビングを設立しました。
そこで多くの住宅を手がけながら、健康住宅に対する様々な研究を行ってきた内容を弊社、暮らし株式会社が引き継いでおります。

大学の先生、医学博士、メーカーさん、職人さん、各専門家の皆さんと毎週会議を重ね、今回やっと、私の53年の知恵とアイディアの結集ともいえる、新しい二世帯の形のモデルハウスを形にすることができました。

当時、大輔社長はまだ3歳でしたが、彼が人々と集うことやパーティを企画することを大好きになるきっかけとなったのは、まさにこの環境と生い立ちにあります。、大輔社長は、まだ3歳です。

大輔社長が、人が集うことパーティを企画するのが大好きなのは、こうして皆んなに可愛がっていただけた生い立ち。
環境だったからだと思います。

2000年の当時のアルバムです。 我が家のリビングでの様子です。

特別ゲスト:加納洋氏

このオープニングパーティには、ニューヨークで大活躍しているピアニスト、盲目の加納洋氏が駆けつけてくださり、演奏を披露していただきました。加納氏は、1954年生まれで1982年にポリドールレコードと契約し、ニューヨークを拠点に数々のヒット曲を手掛けている方です。その心をつかむ演奏は、参加者全員の心に響きました


 オープンに駆けつけてくださり演奏してくださったのは、今でもご活躍されている加納洋さんです。

加納洋(かのう よう)氏プロフィール
1954年生まれ。1982年にポリドールレコードと契約。(ダスキン主催の障害者米国留学募金の奨学金を得てニューヨークに留学、盲人施設ライトハウス・ミュージックスクールで学ぶと共にジャズピアニストのランス・ヘイワード氏師事。現在ニューヨークを中心に、数々のヒット曲をたされ、TVのCMソング、又世界テクノロジー会議のテーマソングを作曲演奏されております。音楽活動以外にも、ラジオのパーソナリティやジャーナリストとして、日米でご活躍中です。

美味しい料理

料理は、近くのイタリアレストランにケータリングをお願いしました。色とりどりの料理がテーブルに並び、参加者の皆さんに喜んでいただけました。料理の美味しさもさることながら、皆が笑顔で交流する姿がとても印象的でした。

学びと今後の展望

このパーティで気づいたのは、人と人とのつながりが大切だということです。この経験を通じて、20年間で1万人以上が集う家となりました。人々が集うことの楽しさと、その場を提供することの意義を強く感じました


これからも、人々が簡単に楽しめる集まりを企画していきたいと思います。交流を通じて得られる喜びや学びを、もっと多くの人と共有していきたいです。