ピザカッターで夫婦の危機?

こんにちは。
暮らし株式会社の片山友見です。
 
今日は少し、お恥ずかしい話を。

  
先ほど、家でピザを食べようとしたときのこと。
夫が突然、「ピザカッターがない!」と大騒ぎ!!。

「誰や?どこにやったんや!
 又友見がどこか無意識にしまったんや!!」
と私に怒ります。(必ず私に八つ当たり)
 
一緒に、探しながら
私は心の中で思いました。
 
「包丁で切ればいいのに。」

なのに・・・
でも、夫にとってはそうではなかったのです。


目次

専用が安心になる人

わが家には、

卵焼き専用のフライパン
用途別の包丁
パスタ専用の鍋

とにかく“専用”がたくさんあります。

夫にとっては、
専用であることが安心につながります。

最適な道具で、最適に使う。
それが夫の秩序であり、心地よさなのです。

一方で私は、
できるだけ少ないもので暮らしたい。

代用できるなら、それでいい。
空間は軽やかであってほしい。

だから、たったピザカッターひとつで、
衝突が起きるのでした。


実は、もう一つの驚き

夫には、もう一つすごい能力があります。

たくさんの“専用”が詰まった倉庫の中からでも、
必要なものをパッと取り出せるのです。

私から見ると、汚部屋!
まるで宝探しの山のような空間なのに。

正直、私はそれができません。


だから私は、
管理できる量まで減らしたい。


醤油がなければ、塩でいい。
ないならないで、その日を楽しめばいい。


足すことで安心する人と、
減らすことで安心する人。


能力の差ではなく、
暮らし方の選択の違いなのだと思いました。


問題はモノではない

今回気づいたのは、

これはピザカッターの問題ではない、
ということ。

夫は
「専用があること」で安心する人。


私は
「減らすこと」で安心する人。


安心の取り方が違うだけ。

それだけのことでした。


空間は、価値観を拡張する

建築士として思うのです。

収納が多ければ、
物は自然と増えます。


物が増えれば、
管理も増えます。


管理が増えれば、
小さなイライラが増えていく。


つまり――


収納は、性格を拡張する。


そしてもう一つ。

管理力は、人によって違う。
だから収納量も、同じである必要はない。

空間は、
住む人の価値観を増幅する装置
なのです。


夫婦とは、正反対だからこそ一緒になる

夫婦は、正反対の人が一緒になる。
これは、魂を磨くためだと聞きますが、
なかなか大変な事です。

最適化したい人と、
余白を楽しみたい人。
 

どちらも正しい。

でも、その違いを知らずにいると、
ピザカッターは小さな火種になります。

住まいの設計とは、
ただ便利にすることではなく、


価値観の違いを、やわらげること。


私はそう思っています。


あなたの家には、こんな
“ピザカッター問題”はありませんか?

それは、モノの問題ではなく、
安心の取り方の違いかもしれません。


暮らしは、
小さな出来事から、静かに法則を教えてくれます。
 
あなたの家には
“専用モノ” と “代用で楽しむ暮らし”
どちらが多いですか?


「間取りの法則」今、大輔社長
(暮らし学長)と漫画を進めています。

楽しみにしていて下さいね。

ピザカッターで夫婦の危機

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この記事を書いた人

片山 友見のアバター 片山 友見 夢を叶える家づくり*住宅設計プランナー

住宅設計プランナー歴35年!夢実現できる住まいを形にする「夢育の母」建築士。建設会社を営む両親のもと、家づくりが身近な環境で育ち宮大工工務店に嫁ぐ。自ら設計した検証住宅で住職一体の暮らしを続けながら、お客様の家の設計をする中で、住まいが性格や家族関係に与える大きな影響に着目。その経験を活かし住まいの悩みを解決するコンテンツを多数開発。書籍5冊を出版し住まいの情報発信にも力を入れている。

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