恩人との再会、新たな決意

今日は、私にとってかけがえのない恩人であり、生涯のメンターである松岡紀雄先生にお会いすることができました。
家族3人で、神奈川県の先生のご自宅までお伺いしました。

松岡先生は、松下幸之助氏の下でアメリカPHP研究所初代代表や英文国際版PHP編集長等を歴任された後、神奈川大学の教授としてご活躍されました。   (現在は、神奈川大学の名誉教授 松岡紀雄先生 Wikipediaはこちら

松岡紀雄教授の公式YouTube

一社)日本住育協会では、名誉顧問としても関東で住育を広める活動をしてくださいました。

私自身、神奈川大学の非常勤講師をさせていただいたり、家族皆が公私ともに大変お世話になっており、いつか必ずお礼を伝えたいと思っていました。
それが今回、やっと叶ったのです。

先生は現在、視力がほとんどなくなり、光しか感じないとおっしゃいます。
でも、先生のお話は、素晴らしく全てに感動しました。


先生から溢れ出る知識と新しい情報は、今も昔と全く変わられません。
むしろ、視力を失われたことで、新しいことへの取り組みをされていて、さらに大きな力エネルギーを感じました。

目次

視覚障害者支援への情熱:社会を変える力

先生は、視覚障害者支援に強い情熱をお持ちです。

スマートフォンやITを活用した視覚障害者支援の取り組みを積極的に行われており、ご自身が実践され、実体験されたことへの話は、何よりも引き込まれてしまいます。
とっても素晴らしいです。

先生のご自宅で、どのようにITを活用されているのか実際に見せていただき、目から鱗が落ちる思いでした。

先生は、自分は目が見えなくても、世話をしてくれる家族がいるけれど、一人で暮らす人も安心して生活ができるようにするための対策をしなければいけないのだとおっしゃいます。視覚障害者が街を自由に歩けるようにするための技術開発や、視覚障害者の生活の課題と解決策など、様々な取り組みもされています。

その熱意と行動力は、私だけでなく多くの人々に希望を与え、社会を変える力を持っていると感じました。

高齢化社会における課題:誰もが安心して暮らせる住まいへ

また、高齢化に伴う視力低下への対応や、住宅におけるシニア層への配慮についても、これからの暮らしに必要な提案を沢山していただきました。

私の母も白内障の手術を先月したばかりですし、私自身も老眼になりつつあり、先生の提案は非常にタイムリーに感じられました。

先生は、高齢者が安心して暮らせる住宅づくりが重要であるとおっしゃいます。

視力低下に伴う生活上の課題に対応するため、ITを活用した新しい住宅設計が必要であると提案されています。
そして、誰もが手が届くように補助金なども活用も知る必要があると。

先生のご提案は、高齢者だけでなく、障害を持つ方や、すべての人が安心して暮らせる社会を実現するために、非常に重要だと感じました。

押しかけ生徒として、神奈川県へ

私は、先生の教えを学びながら、住宅におけるシニア層への配慮、高齢者が安心して暮らせる住宅づくりに貢献していきたいと思っています。
そのため、押しかけ生徒として神奈川県に通い、先生の指導を受けることを決意し先生にお伝えしました。

これから神奈川県先生のご自宅にも通います。
先生から学んだことを多くの方にこのブログでも共有できれば幸いです。

また神奈川と京都で、住育×夢育の勉強会も開催する予定です。
ご興味ある方は、メッセージくださいませ。
  
松岡先生との出会いは、私の人生にとってかけがえのない宝物です。
先生の教えを胸に、これからも精進していきたいと思います。


追伸:松岡紀雄先生の奥様史子様には素晴らしい方です。
   いつまでも美しく華があって優しい素敵な女性になりたいと思います。

押しかけ生徒になること、先生の奥様、史子様のように、心も体も美しく歳を重ねる!
ダブル宣言をしたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。





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この記事を書いた人

片山 友見のアバター 片山 友見 暮らしを楽しむ家づくり*住宅設計プランナー

住宅設計プランナー歴35年!暮らしの悩みを住まい環境で解決する建築士。建設会社を営む両親のもと、家づくりが身近な環境で育ち宮大工工務店に嫁ぐ。自ら設計した検証住宅で住職一体の暮らしを続けながら、お客様の家の設計をする中で、住まいが性格や家族関係に与える大きな影響に着目。その経験を活かし住まいの悩みを解決するコンテンツを多数開発。書籍5冊を出版し住まいの情報発信にも力を入れている。

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