Q:夫が物を捨てられず、家の中が物であふれています。
A:物が増える背景には「安心したい」という心理があります。以下のようなアプローチで解決を目指しましょう。 夫の気持ちを理解する
- 「足りないと不安」という気持ち
- 「いつか使うかもしれない」という考え
- 「もったいない」という価値観
具体的な解決策
- 「捨てて!」とは言わず、「整理しよう」という言葉に変える
- 「1つの棚だけ」など、小さな目標から始める
- 夫専用のスペースを決めて、収納ルールを作る
- 整理することのメリットを具体的に伝える
大切なポイント
- 無理強いせず、少しずつ進める
- 快適な暮らしを目指すことを意識する
- 家族全員が心地よく過ごせる環境作りを心がける
整理は「捨てる」ことではなく、「より快適な暮らしを作る」ことが目的です。夫婦で話し合いながら、穏やかに進めていきましょう。
今日の ラジオ番組 文字起こし
こんなお悩みが届きました。
「夫の実家は物であふれていて、捨てられない家族です。その影響か、夫も物をたくさん持ちたがります。もともとは『物はいらない』と言っていたのに、今では息子の部屋まで占領し、家じゅうが物だらけに。趣味も多く、こだわりも強いため、調味料が一つでも足りないと大パニックになるほどです。断捨離したくても全く進みません。どうしたらスッキリ暮らせるでしょうか?」
同じように、「家族が物を捨てられない」「どんどん増えていく」というお悩みをお持ちの方、いませんか?
物が増える背景には「安心したい」という心理がある
夫のように「こだわりが強い」「捨てられない」という方は、単に物が好きなだけではありません。「物を持つことで安心する」という気持ちが強い場合が多いのです。
特に、実家が物であふれていたり、「良いものは取っておく」習慣があったりすると、それが当たり前の価値観になってしまいます。
「足りないと不安」「いつか使うかもしれない」「捨てるのはもったいない」
このような気持ちが根底にあると、簡単に物を手放せないものです。
では、どうしたらいいのでしょうか?
「捨てて!」と言わずに、自然と減る仕組みを作る
「捨てて」と言うと、かえって抵抗されることが多いものです。
そこで、「整理しよう」「見直そう」という言葉に変えて、少しずつ進めていくのがポイントです。
例えば…
✅ 「まずは1つだけ見直そう」
→ いきなり全部は無理でも、「1つの棚だけ」「調味料だけ」なら取り組みやすい!
✅ 「夫専用のスペースを決める」
→ 「ここに収まる分だけOK」とルールを作ると、自然と選別するようになる!
✅ 「物を減らしたら、何が得られる?」を伝える
→ 「スッキリすると探しやすいよね」「掃除が楽になるね」など、メリットを意識させる!
まとめ
大切なのは、「捨てさせる」のではなく、「整理して、快適な暮らしにする」という方向に持っていくこと。
そして、夫自身が「これが快適だ!」と実感できれば、少しずつ変わっていくかもしれません。
暮らしは、家族みんなが心地よく過ごせる場所。
だからこそ、無理なく、でも少しずつ前に進めていきましょう!