夫婦ってなんだろう?記念日から見えた家族のかたち #1

“ありがとう”を伝える日、つくっていますか? 〜記念日がくれた気づき〜

こんにちは
片山友見です。
  
今日は、私自身の体験を通して、週末にあった“記念日”での気づきについて書かせてください。
   
私たち夫婦は、今年の2月4日で、結婚30周年を迎えました。
今回は、そのお祝いを娘(22歳)と息子(29歳)が、サプライズで企画してくれました。

内容は──
家族4人で着物を着て、京都の街をゆっくり歩くというもの。 


京都では「着物を着ることが似合う街」として、着用が推奨されている文化があるのですが、
実際には、日常生活ではなかなか着る機会がありません。
      
だからこそ、人生の節目の日には、特別な装いで過ごそう!と娘が提案してくれました。
  
不思議なもので、洋服の時と違う感覚が生まれ、「時間の流れ」と「京都の文化」を肌で感じられた気がします。
  
南禅寺の散策からスタートしました。
桜もまだ咲き残っていて、とても美しい風景でした。 
  
その様子を収めた【↓2分の動画】も、ぜひご覧ください。

想い出深い場所を、ゆっくりと散策(また後日、その長編動画もアップします)

そして、お祝いランチは、娘が初めてアルバイトをさせていただいたお店で会食をしました。
   
そこで思いがけず、娘と息子からは一通ずつの長い手紙が手渡されました。
そこには、「ありがとう」という言葉がギッシリと綴られていて──
読んでいるうちに、涙が止まらなくなりました。

この30年間、本当に、いろいろな事がありました。
正直、「もう無理かもしれない」と思った日も、泣いて過ごし
心が折れそうになったことも、何度も何度もありました。
   
でも、そんな時こそ、誰かが手を差し伸べてくれました。

たくさんの人に、何度も助けられ、支えてもらいながらここまで来れたのです。
 
いろんな事が、頭の中を走馬灯のように思い出されました。

娘も、こう言いました。
「普段は思っていてもなかなか、ちゃんと伝えられない」と。
   
だからこそ、
記念日という日は、「想い」を言葉にするきっかけになる日なのだと思います。
    
私たちは、日々の中で、
「そんなこと、言わなくてもわかるだろう」と思ったり。

なんとなく、気恥ずかしくなって
感謝を後回しにしてしまいがちです。


でもこんな節目の日をつくることで、
心の奥にある想いを、ふと自然に口に出せる瞬間が生まれるんです。
  

30年という時を重ねて、ようやく気づいたことがあります。
それは、“日常の中にある感謝を見つけて、伝えることの大切さ”です。

今、私は30年間、支えてくださったすべての方に伝えたいです。

本当に、こうして笑ってられるのも全て皆さんのお陰です。
心から、ありがとうございました。 

これからも、どうぞよろしくお願いします。

あなたにとっての“節目の日”は、どんな出来事ですか?
よければ、あなたの大切な記念日もぜひ教えてくださいね。

次回は、この記念日をきっかけにふと思った
「結婚って、何なんだろう?」というテーマを、もう少し深く掘り下げてみました続きは↓こちら

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この記事を書いた人

片山 友見のアバター 片山 友見 夢を叶える家づくり*住宅設計プランナー

住宅設計プランナー歴35年!夢実現できる住まいを形にする「夢育の母」建築士。建設会社を営む両親のもと、家づくりが身近な環境で育ち宮大工工務店に嫁ぐ。自ら設計した検証住宅で住職一体の暮らしを続けながら、お客様の家の設計をする中で、住まいが性格や家族関係に与える大きな影響に着目。その経験を活かし住まいの悩みを解決するコンテンツを多数開発。書籍5冊を出版し住まいの情報発信にも力を入れている。

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