子供が小学校の入学までに家を買うと後悔が多くなる？!

2024年8月4日

子育て中の皆さんに考えていただきたい、家選びについてお話したいと思います。
特に、お子さんが小学校に入る前に家を購入しようと考えている方、必聴です！

子供の入学前に家を買うのはなぜ？

子育て世代が住宅購入を考える際、「子供が小学校に入るまで」というタイミングが一つの目安として挙げられます。
これは、子供が新しい環境に馴染みやすく、友達を作りやすいという理由からです。

しかし、このタイミングで家を購入する方が、後から後悔するケースも少なくありません

子供の笑顔のために、本当に大切なこと
「子供が小学校に入るまでに、いい家に住ませたい。」

そんな気持ち、痛いほどよくわかります。

新しい環境で、たくさんの友達を作ってほしい。
安心して子どもを送り出せるような、そんな住まいを求めるのは、親心からですよね。

でも、ちょっと待ってください。
「子供に通わせたい学校」
この一点にこだわりすぎると、思わぬ落とし穴にハマってしまうかもしれません。

間違いだらけの家選びをしてしまうワナ

先日、こんなご相談がありました。

「子供が通いたい小学校の学区にある中古物件を見つけたので、購入を検討しています。
リフォームもお願いしたいのですが、どうでしょうか？」

送られてきた間取り（平面図）を見て、私は驚きました。

家事動線は悪く、部屋数が多くて家族がバラバラになりそう…。
何より、ご主人の帰宅が遅いのに、通勤時間が大幅に増える物件です。

「子供を通わせたい学校」
この一点にこだわりすぎて、家族全体の生活まで見れていない状態でした。

後悔した家になった原因

なぜ後悔してしまうのか？
それは、「子供のことを優先しすぎて、家族全体の暮らし方を考えていない」ことが大きな原因の一つです。

例えば、

子供の通いたい学校のためだけに、立地を選んでしまう
通勤時間が大幅に増えることを考慮せずに、家を購入してしまう
間取りを家族のライフスタイルに合わせて考えずに、見た目だけで選んでしまう
このようなケースでは、将来、家族の生活に様々な問題が生じる可能性があります。

なぜ、こんなことが起こってしまうのか？
それは、「子育て」という一点に意識が集中しすぎてしまうからです。
もちろん、子供を思う気持ちは素晴らしいことです。
でも、子育ては人生の一部でしかありません。

家族全体の幸せを考えた家選びを
子育て期はあっという間に過ぎ去ります。
将来、子供が巣立った後も、快適に暮らせるような住まいを選ぶことが大切です。

「子供が通わせたい学校」だけでなく、

家族全員の希望
ライフスタイル
将来のライフプランを総合的に考えて、住まいを選ぶべきです。
情報収集の前に、まずは「夢育マップ」を作ろう！

情報収集の前に大切なこと

家を購入する前に、家族全員の希望や条件を整理することが非常に重要です。

夢育マップを作成することで、

家族の将来の理想の暮らし
それぞれのライフスタイル
住まいに対する希望
などを具体的にイメージすることができます。

子供だけでなく、家族全員が快適に過ごせる住まい、将来の変化に対応できる柔軟な住まい
を選ぶことができるようになります。

「夢育マップ」とは、家族みんなで理想の暮らしを描き出すためのツールです。
このマップを作ることで、

家族それぞれの希望が明確になる
理想の住まいのイメージが具体化する
妥協点を見つけやすくなるといった効果が期待できます。

夢育マップを作るメリット

家族のコミュニケーションが深まる
後悔のない家選びができる
幸せな暮らしを実現できる

夢育マップの作り方
家族で集まって、自由に意見を出し合う
理想の住まい、暮らし方を絵や言葉で表現する
優先順位を決める

まとめ
「子供が小学校に入る前に家を購入したい」
それは素晴らしい目標です。

しかし、「子供が通いたい学校」一点にこだわりすぎず、
家族全体の幸せを考えた家選びをしてください。

情報収集の前に、まずは「夢育マップ」を作成し、
自分たちの理想の暮らしを明確にすることが大切です。

あなたの理想の住まいを実現するため、一緒に考えていきましょう。

「子供が小学校に入る前に家を購入したい」
その気持ち、私たちも全力で応援します。

ぜひ、この機会に家族みんなで理想の住まいを見つけてください。

この記事を読んで、何かご不明な点やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
あなたの理想の住まい探しをサポートさせていただきます。

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この記事を書いた人

片山友見夢を叶える家づくり＊住宅設計プランナー

住宅設計プランナー歴35年！夢実現できる住まいを形にする「夢育の母」建築士。建設会社を営む両親のもと、家づくりが身近な環境で育ち宮大工工務店に嫁ぐ。自ら設計した検証住宅で住職一体の暮らしを続けながら、お客様の家の設計をする中で、住まいが性格や家族関係に与える大きな影響に着目。その経験を活かし住まいの悩みを解決するコンテンツを多数開発。書籍5冊を出版し住まいの情報発信にも力を入れている。

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